東京都新宿区で、3人兄弟の2番目、次女として生まれる。4歳の時、父親が事業で失敗し、両親は離婚し、母の実家、三重県松阪市に帰郷する。

 子供の頃から一番しっかりと落ち着いているように見られる子でした。まだ子供である私にも、いつも、相談されてしまい、子供らしくいたい子供時代に子供らしくいられなかったのです。また、自分の思い通りにならないと、不機嫌になり、口を聞いてくれなくなるため、私は母の顔色ばかりうかがい、他の大人に気を遣うことばかり考え、また他の人にも気を使ってしまい、人間関係に疲れ、ずっと生き辛さを感じていました。

 母の考えがいつも正しいから、、、と、私の意見は聞いてもらえず、いつも自分が悪い=自己評価の低い自分が形成されていました。いつも大人に合わせないといけない!大人に気を使う!=反抗しないいい子で、いることが、母が喜び、私も幸せ、、、と思っていたのです。いい子でいることが、私の生き抜く方法でした。

 

 自分の価値観は、=母の価値観だったので言われた通り、看護師になるが、老人ばかりの病院の現場で、これが私のなりたいもの?なのだろうか、、、と、違和感を、覚える。しかし、看護実習の中で、唯一、新しい命の誕生の現場=産科に心を動かされ、助産師となる。初めて、自分が決断した生き方でした。

 しかし、外でもいい子でいようと気を使い人間関係に余計な気を使い、毎日心身が、疲労しやすかったです。

 

 それでも、助産師として、大きな病院で働き、家を出て、一人暮らしをすることで、経済的にも、社会的にも自立したことで、やっと母の言いなり生活からは解放され、初めて自分らしく、尊い命の現場に立ち会え、やりがいのある仕事をして、自分に自信を持てるようになったため、人間関係も、少しスムーズにいくようになってきていました。

 

 しかし、結婚、出産を経て、自分が甘え下手過ぎて、夫にも手伝って!と、言えないまま、3人まで子供が増え、ワンオペ育児で、精神的に辛い育児生活でした。

 

 出産、育児は、今まで自分が蓋をして、目に入れないようにしてきたこと(自分自身のこと)とも、向き合わないといけなくなりました。


 自分以外の人=赤ちゃんを24時間見なきゃいけない!!と、思ってしまったことで、その蓋を開けざるを得なかったのです。頼る人が居なくて孤独を味わいました。

 でも、この出産、孤独な育児のおかげで、色んな見たくないことを明らかにし、自分の嫌なところも少しずつ認めて、受け入れ、それでもいい!そのままでも生きていていい!と、思えるようになったのです。

 初めて、自立できていると、思っていた自分が、精神的にはまだ自立できていなかったことに気付き、自分の未熟さに気付いたのです。母のせいにしても仕方ない、まずは自分自身を生きることで母へも感謝できることがやっとできたのです。そして、母自身も自分の母親のいうとおりに生きてきてしまった人だと気付きました。

 

 でも、そこから、自分は、一体どう生きたいんだろう、、、と自分に向き合い、だんだんと、未熟なありのままの自分を受け入れ、本当に今したいことは何だろう、、、?と、考え、自分の生きる道は、世間体のことばかり気にする母とは、違うと思えたことで、段々と自分を取り戻すことができました。

 

 そんなとき、産後、自分自身も助けられたヨガ、、、ただヨガをして健康になるだけでなく、ヨガ思考に助けられました。

 ヨガ思考では、自分自身を内観し、ありのままの自分で、満たされていることに気づきます。今この瞬間を、自分らしく生きることを大切にします。どんな人でも、生まれてきた意味があるのです。過去や未来は今どうすることも出来ない、、、ただ、今の自分としっかり向き合い、見つめて、ジャッジもせず、人と比べず、今を元気に生きていることに感謝する。そんなシンプルだけど、毎日、今あることに目を向け感謝し、世間体ではなく、自分のしたいことをして、大事な人を幸せにしていく日々を過ごしたいと、思っています。


 人生は、一度きり、、、世間体を大事にするより、自分の生きたい人生を生きたい!そして、一緒のようにまだ、自分の生き方ができてない人もヨガで自分と向き合う時間を提供することで、応援していきたい!と、思います。

 

 約300件の命と関わるなかで、出産や女性の体は、西洋医学は、安全管理を行うが、安産管理はしてくれません。安産力を高めるには、昔の添加物のない食事や、昔のように早朝に起きて、夜は早く寝ること、ストレスが多すぎないこと、頭や目を使いすぎないことが、大切です。

 しかし、現代社会において、そのような昔の生活をそのまま再現することは難しいです。PC やスマホも、不可欠になり、頭や目が凝っています。だから、ヨガです。ヨガで、頭~心身まで、リラックスする時間を作ることが、女性本来の産み出す力も高めてくれます。


 ヨガなら、女性の悩みが解決できる手段となり、予防医学となるので、病気になってから治すのではなく、そちらの方に関わり、健康になれる生活の手助けを、していきたいと思ったのです。

 

 また、自分が3人の出産も経験し、知識だけあれば安産になる!ということはない!と、痛感しました。それでも、失敗もありましたが、3人目は病院で、完璧ではありませんが、理想のお産もでき、3人とも、会陰は、傷1つ無く、産むことが、できたので、その秘訣や、お手入れ方法も教えていきたいです。切るのが、当たり前、、、と思われているのが、悲しいです。もちろん必要な場合もありますが。(赤ちゃんの心音が落ちてきて、早く出さないといけない時など、、、)

 

 そして、助産師は英語でMidwife=女性に寄り添う人という意味です。産前産後だけではなく、全女性の味方になりたいんです。PMS(月経前緊張症)や生理による不調症状、更年期障害、また、女性は、男性よりも骨盤が広かったり、出産などで弱くなり骨盤底筋が緩むことでトラブル(尿もれ、痔、子宮脱などの病気)が出やすいです。しなやかに強くし、インナーマッスルを鍛えて、内臓を正しい位置に戻すことで、これらの不調を緩和することができる月経血コントロールヨガで、心と体は緩めて、骨盤底筋をしなやかにし、体軸=一本筋のとおった素敵な女性を増やしていきたいです。


 人は男性も女性も子宮から生まれてきました。そう考えると子宮をお腹に持っている女性は本当に大事にされるべき尊い存在とさえ思います。


 女性は、自分の子宮(お宮さん)や、性器と向き合い、大事にすると、女性は本来の女性らしさ、愛情を取り戻すことができます。そして、その愛情で周りの人を幸せにすることができます。ヨガや愛の性教育で、三重県を子宮美人の女性でいっぱいにしていきたいです。

 

 乱筆、長文を最後まで読んで頂きあいりがとうございます。ここまで読んでくれたあなたとお会いできるのを楽しみにしています。